この身は ⦅違う世界⦆ の存在 深層は違えて一事は瞬きの樂 憂いを霧に帰して人は愉快、身は儚 皆先に逝く…二人を置き行く世を詠み 弊害はけして 人を騙り 過ごしていく彼の傍で…これは恋? 幸せな侭に…⦅故鄉⦆ は 霞の先 望郷は途絶えて彼は何故、 側に置いてるの? 問うことも、 できずに生くは苦衷 浮き沈み 確かな、 ことは、 彼さえ居れば…!思惟を停め 憙に振れて 導きに身を預けて所作を果たす 終演まで 此の泪を密め自我は水面、揺れ乱し そう、『私』なんて熄えてしまえ…!星を占じ 倶に舞い 游び ⦅乱世の混乱⦆ を累ねて行く空の底に 残る燁きを 摘み敷いて